「濤川平成塾」塾長 濤川栄太氏が死去
2009年04月21日 産経新聞 東京朝刊 社会面

 教育学者、哲学者で人材育成塾「濤川平成塾」塾長の濤川栄太(なみかわ・えいた)氏が15日、肺炎のため、横浜市内の病院で死去した。65歳だった。密葬はすでに近親者のみで済ませた。送る会を5月31日午後4時から、東京都内で行う予定。喪主は妻、美津子(みつこ)さん。

 20年間の横浜市での教師生活を経て、現場の経験を生かした教育、社会評論活動を展開。産経新聞や夕刊フジなどで教育問題や人生相談を連載し、ニッポン放送などでも人生相談番組を担当した。

 昭和56年、「今、親は子に何を語るべきか」(みずうみ書房)を出版したのをきっかけに、教育における親や家庭の重要性を訴えた。その後、教育や国家観をめぐる執筆活動を続け、平成4年には「新・松下村塾(現・濤川平成塾)」を開塾し、学者、政治家、実業家、弁護士、医師、教育者に加え、学生や主婦らを集め、生涯学習、人材教育に貢献した。

 「新しい歴史教科書をつくる会」の副会長として活動に積極的に参加、産経新聞の愛読者組織「ウェーブ産経」の幹事も務めた。